2017-2018シーズン、安定的に実績を積み重ねてきた宇野選手。
平昌オリンピックでも銀メダルを獲得!脚光を浴びるようになりました。
そんな宇野選手、氷上でのクールな演技からは想像しづらいですが、知れば知る程、面白いというか、子供っぽいというか、かわいらしいというか...。
表現しづらい性格で、周囲を驚かせたり、ほんわかさせたりしています。
さて、そんな宇野選手、一体どんな性格なのでしょうか?どんな趣味を持っているのでしょうか?
本記事では、これまでの成績なども含めて以下の順番でまとめてみたいと思います。
(ライター:marilyn)
宇野選手のプロフィール
宇野選手は1997年12月17日生まれの20歳。愛知県名古屋市で生まれました。現在は中京大学2年生です。身長は159cmで血液型はB型。
トヨタ自動車に所属し、伊藤みどりさんや浅田真央さんを育てた山田満知子コーチと、振付師でもある樋口美穂子コーチに師事しています。
2016年には国際スケート連盟(ISU)公認大会史上初の4回転フリップを成功させ、ギネス世界記録に認定されたことから注目度が一気に加速し、日本男子フィギュア界のエース候補に躍り出ました。
その後、数々の4回転ジャンプを習得し、美しいトリプルアクセルを武器に持つ宇野選手ですが、何と言っても魅力的なのは、演技の見せ場となるクリムキン・イーグル!
ロシアのクリムキン選手が初めて行ったというこの大技は、まず両足を180度に広げ、つま先を外に向けて開いた状態で滑り、なおかつ両足の膝を曲げつつ上半身を後ろに反らせたまま、遠心力を使って滑るイーグル。
宇野選手のクリムキン・イーグルは華やかで、観ている人を虜にしてしまいますよね!
と宇野選手。
指先まで神経の行き届いた、余韻を感じさせる表現力は私たちの心にしっかり届いています。
宇野選手 これまでの戦いぶりは?
宇野選手の主な戦績を追ってみましょう。
2009-2010シーズン
2010-2011シーズン
2011-12シーズン
2012-13シーズン
2013-14シーズン
2014-15シーズン
2015-16シーズン
2016-17シーズン
2017-2018オリンピックシーズン
既に12歳の頃から数々の試合で優勝し、一歩一歩着実に成長していることがおわかりいただけたと思います。
残念ながら平昌オリンピックでの金メダルは逃しましたが、着実に階段を上ってきたのがわかりますね!
宇野選手ってどんな人?趣味や性格は
これまで大きな怪我もなく、技術面では4回転ジャンプの種類を増やし、演技面では魅せる演技を追求してフィギュアスケート日本男子の若きホープとなった宇野選手。
競技会では強いまなざしから放つ真剣そのものの表情に、身を乗り出して応援してしまいますが、氷上を離れた素顔の宇野選手って、どんな人なのでしょう。
とあるテレビ番組に出演していた宇野選手。そこから意外な一面が飛び出してきました。
宇野選手は生まれてからスポーツはスケートしかやったことがなく、野球などの2人以上で行うスポーツが苦手。スケート一色の生活を続けてきたようです。
“氷上と陸上でのイメージが全然違う”とは仲良しの先輩でもある田中刑事選手の証言。田中選手によると
とのこと。
特にゲームに関してのハマりっぷりはすごいものがあります。
どれくらいすごいかは、以下の米国メディアが伝えた宇野選手の情報からうかがい知ることができるでしょう。
「2010年バンクーバー五輪の際にマオ・アサダはフィギュアスケートを除いた目標の1つに恋愛を挙げていた。それを引き合いに出し、ウノに尋ねると『ん?恋愛?僕の両手はビデオゲームのコントローラーと、あとはスケートで埋まってしまっている。僕のゲームへの関心は依然として膨張してきている。いずれビデオゲームの大会に参戦することを考えている』と語ったという」
恋愛よりも、ゲームが上なんですね。しかもゲームの大会への参戦も考えているなんて!!ゲームに対する情熱の本気さが伝わってきますね。
では、具体的にどのようなゲームをしているかというと、最近だと、カードゲームの『遊戯王』やスマホアプリの『シャドウバース』『荒野行動』『ベイングローリー』をプレーしているという情報が得られています。
また、平昌オリンピック後に
「(オリンピックでの銀メダルについて)そんなにやっぱり、特別な思いはなかったですね、最後まで」」
「(銀メダルは)特に大事に扱おうとは思っていません。触りたい人がいれば、触ってください」
「(平昌では)ゲームをすることができて楽しかった。ぐうたらな生活を送ることができた」
とコメントしたり、
2017年のグランプリシリーズカナダ大会で金メダルを獲得後のインタビューでは、次に参加する大会の開催地がフランスであることを把握していませんでした。
こういったことから、フィギュアスケートの演技を極めることに関してはとても集中するけど、フィギュアスケートに関連する他の事はあまり気にかけていない面も見えてきますね。
宇野選手は、本当に好きなものについては、極めるまで突き進む性格なんでしょうね。
さらには、
氷上の姿からは想像できない、お茶目な部分も持ち合わせているようですね。
一方で、こだわりや勝負強さも見せてくれました。
衣装へのこだわりは独特。黒や渋い、目立たない色を好みでフリルなどの装飾は嫌いと宇野選手。
衣装の重さには気を遣い、衣装デザイナーにはグラム単位で調整してもらっているとか。
ジャンプは回転速度が速いため、フィギュアスケートの衣装に使われる伸縮性のある生地はたとえ10グラムの違いでもジャンプの精度に影響を及ぼすのだそうです。
また、テレビ番組で見せた、ダーツのシーンでは、いきなり真ん中を2本見事に的中!やはりトップを取る人ゆえの見えない力がそうさせるのでしょうか。トップアスリートが持つ勝負強さを発揮していました。
カッコイイですね!
浅田真央さんに「スケート、やりなよ」と言われて
宇野選手が初めてスケート靴を履いたのは5歳の時。そこで出会った浅田真央さんから「かわいいね。スケート、やりなよ」と言われたことが宇野選手の人生を変えるきっかけになります。
そんな憧れの浅田真央さんに対しては、敬語でしか話せなくて、それが浅田真央さんを寂しがらせているとか。
憧れの人を前にすると、宇野選手は緊張しっぱなしのようですね。
まとめ
氷上を離れると普通の20歳の青年に戻る宇野選手。なんだか微笑ましいエピソードの数々が見えてきます。
でもスケート靴を履いた瞬間からは別人。
厳しい練習で自らを追い込み、周囲の期待を受け止め高みを目指すことで、私たちには想像しきれない重圧を受けていることでしょう。
世界中が一つになる平昌オリンピック。アスリートにとっては人生の晴れ舞台。
そんな舞台で、見事銀メダルを獲得した宇野選手!
今後の活躍も期待したいと思います!!
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