引退のニュースは連日多くのメディアが取り上げ、フィギュアスケートファンのみならず日本中に大きな衝撃が走りました。
そんな浅田真央が、引退後どのような活動をしてきたのか?そして、2018年から始まる新プロジェクトとは?
今回は、浅田真央の引退後の活動、そして今後について書いていこうと思います。
(ライター:myk)
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引退後の活動
THE ICE2017を開催
現役時代から続けてきた浅田真央自らが座長を務めるアイスショー「THE ICE」が、2017年7月29日より例年通り開催されました。
浅田真央にとってはこれが、引退後初の演技披露の場となりました。
ショーでは
- 出演スケーターが浅田真央の現役時代のプログラムをリレー形式でつなぐ「真央メドレー」
- 現役時代の集大成となる「エレジー~スイートメランコリー(ラフマニノフ作曲)」
- これまで支えてくれたファンへの感謝の気持ちを込めた「愛は翼に乗って~Wind Beneath My Wings」(ともにローリー・ニコル振り付け)
を披露!!
まさにメモリアル公演と呼ぶにふさわしい内容となりました。
これまでの歩みを振り返る
引退後は、これまでのプログラムを収録したDVD、写真集や単行本の発売、また浅田真央展で全国を巡回したりと現役生活を振り返り、まさに”ターニングポイント”となる活動を続けてきた浅田真央。
「応援してくれたたくさんの方に私の歩いた道を知ってもらって、後にも残していきたいなと思っています」と語り、展示については「いつもテレビで見てくださっていた人達にも間近で衣装などを見ていただけたらと思い、感謝の気持ちを込めて開催しています」と述べています。
展示会では、ファンと直に触れ合う様子も。
浅田真央のファンに対する真摯な姿勢が伝わってきますね。
ホノルルマラソンに挑戦
2017年12月10日にはホノルルマラソンに挑戦、4時間34分で完走しました。
挑戦のきっかけは姉の舞が名古屋ウィメンズマラソンを走ったこと、元々走るのが好きで、友達が毎年ホノルルを走っていたこと。
目標の4時間30分には惜しくも届きませんでしたが、「全力を出したので悔いはありません。ホノルルマラソンは最高でした」と振り返っています。
姉・舞に贈る新プログラム「未来へ」披露
年末のテレビ番組では、kiroroの生歌唱に乗せて、姉の舞に贈るプログラム「未来へ」を披露しました。
衣装デザインや振り付けなどすべてを浅田真央自身が手掛けた、まさに特別なプログラム。
演技後には真央が舞への手紙を読むサプライズもあり、互いに感動の涙を流す2人の姿が印象的でした。
⇒浅田真央の姉への氷上メッセージ『未来へ』に合わせた演技動画はこちら
2018年から始まる新プロジェクトとは?
「22年間お世話になったスケートにもありがとうという気持ちををこめて、ショーを開催することに決めました。」
浅田真央は雑誌でこのように述べています。
新プロジェクトについては、引退後に設立した公式インスタグラムでスケーターを募集していたので、気になっているファンも多いはず。
具体的には、浅田真央自身がプロデューサー、さらに、振り付け、演出、選曲、キャスティングも手掛けるといい、リンクのある各地を回り、「できるだけ少人数で、自分でできることは自分で」行うショーになるようです。
舞も一緒に滑るとのことで、まさに手作りのショーになりそう。
時期については、1月から演出や構成の準備を始め、5月くらいからスタートする予定だそうで、現在は演出の勉強のためにバレエやミュージカルなどの舞台を見ているようです。
詳細は順次発表していくとのことですが、「チケットを安くして、たくさんの人に見てもらいたい」という浅田真央の言葉通り、みんなが気軽に見に行けて、楽しめるショーになるのではと予想しています。
「ショーのことを考えると楽しみでしょうがない」と語る浅田真央。
舞の名前が出ましたが、他の出演者のことなどファンとしても今から想像が膨らみますね!
まとめ
現役引退後の浅田真央の発言を読んでいて、度々発せられたのはスケートやファンに対する感謝の気持ちでした。
スケートが大好きで、常に支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れない。
浅田真央が引退後もこれだけ愛される理由は、まさにここに尽きると思います。
浅田真央は引退会見で「お世話になったフィギュアスケートに恩返しをする活動をしたい」との発言をしていましたが、今進めているプロジェクトはまさにそのひとつなのでしょう。
まずは新プロジェクトの続報を楽しみにしたいですね!
(本人発言はNumber942号より)