平昌五輪開幕まで1ヵ月を切りました。フィギュアスケートのシングル部門は、2月16日の男子ショートプログラムを皮切りに、2月23日に予定されている女子のフリーまで、氷上の熱い戦いが繰り広げられます。

前回のソチ五輪でロシアのアデリナ・ソトニコワ選手が金メダルを獲得したのを境に、女子シングルはロシア勢の台頭がめざましく、毎年数多くの国際大会において表彰台に顔を連ねています。

この2シーズンはエフゲニア・メドベージェワ選手が各大会において負けなしで表彰台の頂点を独占。ロシア女子シングルの黄金時代は当分続きそうです。

今回の記事では、そんな時代を引き継ぐ小さな原石ともいうべきアンナ・シェルバコワ選手についてお話しようと思います。

(ライター: marilyn)

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ロシアの原石 アンナ・シェルバコワ選手はまだ13歳の少女

アンナ・シェルバコワ選手は2004年3月28日生まれ。まだ13歳です。サンボ70に所属し、コーチはエテリ・トゥトベリーゼ。

世界女王エフゲニア・メドベージェワを筆頭に、今シーズンよりシニアに参戦して負けなしのアリーナ・ザギトワ、ジュニアグランプリファイナル金メダリストのアレクサンドラ・トゥルソワ等、

ロシアの才能を開花させている名コーチの下で練習を重ねており、ロシアユース選手権2017において、フリーで1位、総合では2位となりました。

アンナ・シェルバコワの4T+3T+3Loは男子シングルも顔負け!


名コーチから指導を受けて将来を期待されるアンナ・シェルバコワ選手。なんと練習では4回転トウループ+3回転トウループ+3回転ループの3連続ジャンプを着氷させています。

アンナ・シェルバコワ選手の『4回転トウループ+3回転トウループ+3回転ループ』の動画はコチラ

女子シングルで4回転を含む3連続ジャンプをいとも簡単に跳んでしまうなんて信じられません。まさに神業です。

華奢な身体から繰り出す、目を疑うようなミラクルジャンプ。アンナ・シェルバコワ選手の才能とエテリ・トゥトベリーゼコーチの手腕とが上手くかみ合って、女子シングルにも4回転時代が到来するのでしょうか?!4回転を含む3連続ジャンプは、男子シングルでも記憶にありません

果たして4回転トウループ+3回転トウループ+3回転ループはどれほど難しい技なのでしょうか。技術点の基礎点から見てみましょう。

4回転を含む3連続ジャンプ 技術点の基礎点

アンナ・シェルバコワ
4回転トウループ+3回転トウループ+3回転ループ:19.7
羽生結弦(2017年グランプリシリーズ ロシア大会 フリー)
4回転トウループ+シングルループ+トリプルサルコウ:15.2

なんと20点近い基礎点です。今シーズンにおいて、4回転を含む3連続ジャンプをプログラム構成に組み込む選手は羽生結弦選手のみ。

このことからも、アンナ・シェルバコワ選手が習得しつつあるコンビネーションジャンプがいかに難しい技であるかおわかりいただけると思います。

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まとめ、アンナ・シェルバコワの未来は

若干13歳、しかも男子シングルですらなしえたことのない4回転を含む3連続ジャンプを自分の武器とするため、日々練習に励むアンナ・シェルバコワ選手。

ジャンプばかりが注目されますが、手首から先の表情や、柔軟性を生かしたレイバックスピンも魅力的にうつります。

2020年開催の北京五輪での金メダル候補の一人であることは間違いないでしょう。

心配なのは、13歳で身体が成長しきっていない時期から4回転ジャンプを跳んでいること。身体に相当負担がかかっていることから怪我は避けて通れない道だと思います。

たとえ怪我をしたとしても、長引かせないような体力作りが必要不可欠。また、女子選手が悩まされる、10代後半にかけての体形変化に上手く対処することで4年後の北京五輪への道が明るいものとなりそうです。

今年3月の世界ジュニア選手権ではその姿を見ることが出来るでしょうか。
小さな天才の登場に、ワクワクしますね!

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