たびたびツイッターやネット上で見かける言葉「藤川川球児児」。
野球好きな方でも、何それ?と思う方がいるかも知れませんね。
もちろん藤川球児選手が由来となっています。
それでは、「藤川川球児児」について、子供の言葉遊びみたいな感じですが、わかりやすく解説してみたいと思います。
(ライター: HIRO)
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藤川川球児児の読み方について
まずは「藤川川球児児」の読み方についてですが、そのまま「ふじかわかわきゅうじじ」と読みます。
なんでこんな呼ばれ方をするのか?
それは、意味や由来を知ることですっきりと理解できます。
藤川川球児児の意味や由来は?
まず意味については、藤川球児投手が、主に打たれてしまった時、救援に失敗してしまった時、炎上してしまった時等に『藤川川球児児wwww』などとネット上で書き込まれる言葉です。
この言葉には、『しっかりしろ!』『頑張れ!』『なにやってんだよ!』等といった味合いが含まれているのでしょう。
今では大ベテランの藤川選手。
かつては、打者の手前で浮き上がるほどの剛速球を投げていました。
ストレートと分かっていても打てないその球は、『火の球ボール』などと言われ、全盛期の藤川投手は、それはそれは素晴らしい成績を収めていました。
しかしながら、一度メジャーリーグに行って戻ってきてからはなかなかパッとせず、不甲斐ないピッチングをすることも多くなりました。
そして運命の日、2010年9月、矢野輝弘選手の引退試合。3-1という阪神リードで迎えた9回、藤川選手が登板。しかし、連続ファオボールから逆転の3ランを打たれてしまい試合終了。
この炎上劇がきっかけに、主に投手が炎上した時の代名詞として、藤川球児投手の名前が使われるようになったと言われています。
具体的には、藤川球児投手の『川』と『児』が用いられ、○川○児という使い方をされます。
つまり、
ダルビッシュ投手が炎上すれば、
『ダル川ビッシュ児』
大谷翔平投手が不甲斐ないピッチングをすれば、
『大川翔児』
田中将大投手がダメダメだったら、
『田川将児』
という感じに使われます。
こういう使われ方から、藤川球児投手本人が炎上した場合にも○川○児のルールが適用されるのですが、
『藤川球児』では、ただ藤川投手の名前が呼ばれているだけなのか、藤川投手が炎上したかわかりませんよね。
だからなのか、
『藤川川球児児』
という言葉遊びのような表現になっているという訳ですね。
そして、今では、投手のみならず、野手の失敗に対しても、○川○児と言われるようにもなっています。
まとめ
主にネット上で広がった言葉ですので、ネットにあまり触れない野球ファンだと知らない言葉だったかもしれませんね。
このような形で名前が使われるというのは、藤川投手本人にとっては不本意かもしれません。
でも、これは過去にものすごい投球を披露していて、期待が大きかったらこそ、不甲斐ない投球に対してのファンからの反応です。
ある意味ファンから愛されているという証拠でもあるのではないでしょうか?
今後引退までの間に、藤川川球児児という言葉を目に出来ないほどの活躍をお祈りいたします。
実は「○川○児」と同様の使われ方をする選手も他にいます。代表的なのは、元楽天のドミンゴ選手です。
こちらの言葉はもっと応用範囲が広く、なんと一般生活でも使えます!別記事でまとめましたので、よろしければ合わせてお読み頂ければと思います。
⇒『ンゴ』とは?どんな意味なのか分かりやすく解説!