猫好きの皆さん、近所に気になる野良猫がいて、飼いたいと思っていたりしませんか?
でも、野良猫って病気を持っていたりケガをしていたりする子も珍しくないですよね。そんな猫好きの皆さんに、野良猫を飼うにはどうしたら良いかをまとめました。
(ライター: アール)
本当に野良猫なのかきちんと確認を
まずは、飼いたい猫が本当に野良猫なのかを疑うところから始めましょう。
飼い猫が一匹で放浪していることなんて珍しくないですよね。汚れてしまっているから、野良猫とも限りませんし、首輪をしていない飼い猫もいるはずです。
もし、他人の飼い猫を勝手に家に連れ込んでしまうと、
最悪の場合、
・占有離脱物横領
といった罪に問われてしまう可能性があります。
まずは動物病院へ急ぎましょう
野良猫は、元気そうに見えても身体の外も中も悪い虫が住んでいることがほとんどです。
保護したらなるべく早く動物病院に連れて行きましょう。都合が付かずにすぐに行けない場合は、身体の虫が室内で繁殖しないように、段ボールやケージ内できちんと隔離してあげましょう。
動物病院では、
・目や耳のチェック
・虫下しの投与
・ノミ除去薬の投与
・予防接種
などをお願いして、出来れば
・白血病
の検査も。
受診料は病院によってかなり違いますが、10000~15000円程度。念のため、20000円は用意しておくと安心です。
予防接種を受ける前に検査をしないと、すでに病気にかかっている可能性もあるので、予防接種前に必ず検査をしてもらいましょう。猫同士だけではなく、人間にも感染する病気もあります。注意しましょう。
先住猫がいない場合は、これを揃えましょう
・キャットフード
・トイレ
は野良猫を拾う前に準備しておきましょう。
そして、
・水入れ
これらは100円均一で売っているので、そちらで購入しても良いですね。
あとは、
・爪切り
人間のシャンプーは猫には刺激が強すぎるので、猫用のものを購入しましょう。爪切りは人間用でも代用できます。
あると便利なものは、
・除菌消臭スプレー
・首輪
・キャットタワー
などです。
マイクロチップは、米粒大の小さなカプセルを猫の首の後ろに埋め込み、データを登録させるもの。迷い猫になってしまったときに飼い主を見つける手がかりとなります。もともと野良猫だった猫は外に出たがるものです。マイクロチップを埋め込んでいたら安心でしょう。
野良猫を飼うためにかかる初期費用は、最低限3万円で、あると便利な飼育用品を合わせると、7万円ほどかかります。
まとめ
以上、野良猫を飼うための費用、注意点をまとめましたがいかがだったでしょうか。
野良猫を拾って、一緒に生活するというのは、不幸な猫を救う一つの手段だと思います。とても素敵なことです。
生き物ですからもちろんお金もかかりますし、病気にもなるかもしれません。でも、飼うと決めた以上は、生涯その猫を大切にしてあげてください。野良猫の平均寿命は3~4年と言われています。
その短い時間を、あなたと猫ちゃんが少しでも長く共に暮らせますように。参考になったら幸いです。
【関連記事】
⇒猫の里親になるにはどうすれば良い?
⇒猫の里親になるための条件や費用は?
⇒猫の名前ランキング!&キラキラネームランキング!
⇒人気の猫ランキング種類別トップ10!