国民保護サイレン(Jアラート)とは、とても簡単に言ってしまえば、『日本に武力攻撃が迫った時に鳴る警報音』です。このサイレンで国民に注意を促すことになっています。

ですが,「国民保護サイレンって何?」「鳴ったら一体どうすれば良いの?」という人がおそらくほとんどでしょう。

というわけで、この情報について簡単にまとめてみました。

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国民保護サイレンとは?

日本近隣の情勢は悪化し続けており、まさに今現在ピークを迎えそうな雰囲気です。つまり、緊急事態一歩手前、今話題のあの国からミサイルが日本に飛んでくる可能性も排除できない状況となっております。

ここで、万が一の最悪の自体を想定しておき、それに対して備えておくことはとても大事なことだと思います。

今差し迫った最悪の事態とは、『日本に対してミサイルが飛んで来ることです』。これは明らかに日本に対する武力攻撃ですので、日本国民にこの危機を早急に知らせる必要があります。

この時に、発せられる警報音が『国民保護サイレン』というものです。

おそらくミサイルが発射されて、落下地点が日本国内であると判明すれば『国民保護サイレン』が鳴るでしょう。TVやラジオ、地域の防災スピーカー等を通じて聞く事になるはずです。また、おそらくスマホからも聞こえるでしょうね。

こんな音が鳴ります。

この音源は17秒のみで通信料もそんなにかかりませんので、一度聞いておくとよいでしょう。満員電車とかで一斉にスマホから鳴ったらと思うとゾッとします。

しかしこの音、不気味なんですが、40代位のファミコン世代にとってはなじみ深い気がするのは私だけでしょうか?ファミスタ(ファミリースタジアム)でバッターがフライを打ち上げた時のような音に聞こえてしまうのです。こんな深刻な話題なのに不謹慎ですね。すみません。僕が感じた感想を抑えきれませんでした。

気を取り直しまして、
この音が聞こえたら、大変な状況になったのだと深刻に受け止めなければいけません。

また、同時にあなたの携帯電話にも『緊急速報メール』が届く仕組みとなっています。そのメールの内容をしっかりと確認しましょう。

それでは、国民保護サイレンが聞こえたら何をすべきでしょうか?

国民保護サイレンを聞いたらどうすべきか?

先ほども述べましたが、国民保護サイレンが聞こえる頃には、携帯電話にも政府からのメールが届くはずです。そのメールの内容を確認して、何か対応すべきことがあれば、しっかりと対応しましょう。

さて、国民保護サイレンを聞いた時の行動についてです。

あの国からミサイルが発射されたと仮定します。発射から日本への着弾までの時間は、大体7分~10分くらいと言われています。

しかしながら、ミサイルが発射されてからも、着弾地点の予測に少し時間がかかるでしょうし、仮に素早く予測できたとしても、即座に警報を鳴らすのではなく、いくつかのプロセスを経る必要があると思います。

そうなると、実際に『国民保護サイレン』が鳴るのは、ミサイル発射から何分か経過してからではないかと推測されます。仮にミサイル発射から5分後に国民保護サイレンが鳴ったとすると、残された時間はせいぜい2, 3分程度です。

たった2, 3分で出来ることはかなり限られるでしょう。では、何をすべきか?

まず屋外にいる場合は、できるだけ堅牢な建物、または地下鉄、地下街に避難するようにします。万が一の際に、爆風や爆撃の際の飛来物を避けるためです。

屋内にいる場合、または屋内に逃げ込んできた場合は、窓やシャッター、ガスの元栓を閉めるなどします。そして、できるだけ窓から離れた屋内の内部の方、特に窓ガラスの破片が飛んでこないようなところに移動しましょう。

屋内や地下に避難した後は、テレビ、ラジオ、インターネット等を通じて、行政機関からの情報収集に努めるようにします。

考えたくもありませんが、ミサイルにもし核が積まれていた場合、外にいたらアウトです。もちろん爆心地からの距離にもよりますが、近ければ起爆した時の最初の熱線で跡形もなくなってしまいます。金属も溶ける程です。

また、爆風もすさまじいので、窓ガラスが近くにあるようなところだと、それが割れて凶器となって襲ってくることになります。もちろん窓ガラスだけでなく、全てのモノが凶器となって迫ってきます。

ですから、一番理想的なのは地下に避難することです。地下が無理なら、堅牢な建物のより内部の方へ。そういった建物すらないのであれば、ちょっとした溝などの中に隠れるなどして、爆風をやり過ごすという事が身を守ることにつながります。

また、状況に応じて、行政機関から避難の指示が出る場合がありますので、その際はその指示又は誘導にしたがって避難するようにします。

国民保護のためのWebサイトがありますので、一度目を通しておくのも良いことだと思います。
⇒国民保護ポータルサイト

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まとめ

最悪の事態が起こる可能性はまだ低いかもしれません。でも、万が一の事態に対して、心の準備をしておくのは非常に重要な事です。

ですから、最低限、以下の事をあらかじめ考えておくようにするのが良いのではないでしょうか?

・自分の生活範囲で屋外にいた時に避難できるようなところはどこか
・屋内(自宅や会社内)でどこに避難すれば安全か

そして、この機会にミサイルだけでなく、地震やその他災害についても、いざという時にすぐ動けるように準備をしておくのも良いでしょう。

いずれにせよ、緊迫した状況ですが、事態が良い方向に向かうことを祈るばかりです。

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