2017年紅白歌合戦、出場歌手・グループの全46組のうち、初出場は今回10組。その中でも、世間一般にあまり知られていないグループ『SHISHAMO』についてまとめてみました。

私個人としては、だいぶ前から注目をしていたアーティスト『SHISHAMO』。そのメンバーや楽曲、紅白決定の経緯、理由、そしておすすめ曲などをまとめてみました。

(ライター: R2)

Sponsored Link

SHISHMOとは?

SHISHAMOは、女性3人で構成されたバンド。いわゆる3ピースロックバンドです。ただ、実際に曲を聴くと、ボーカルのキュートな歌声や、キャッチーなメロディーから、ロックというよりも普通のポップスのように感じるかもしれません。その辺のジャンル分けは難しいのでここではとやかく言わないことにします(笑)。

さて、メンバー構成です。

SHISHAMOのメンバー構成

ボーカル & ギター: 宮崎 朝子
1994年12月22日生まれ。SHISHAMOのほとんどの楽曲の作詞・作曲を手掛けるバンドの顔となる存在。漫画家に憧れていたこともあり、絵が得意。

ベース: 松岡 彩
1996年1月31日生まれ。元々ベースを担当していた、松本の脱退に伴い2014年にSHISHAMOに参加。大阪府出身。

ドラム: 吉川 美冴貴
1994年11月26日生まれ。バンドのリーダー、たまに作詞も担当。小学生からサッカーをしていたスポーツ少女。

元ベース:松本 彩
ボーカルの宮崎とは幼馴なじみ。バンド結成当初から、バンドを続けるのは20歳までと言っており、その言葉通り、20歳で脱退。


これまでの経緯

2010年、川崎総合科学高等学校に入学して軽音楽部に入部したボーカル宮崎、元ベース松本がバンドを結成。さらにその夏、同級生のドラム吉川が加わりバンド名を『柳葉魚(ししゃも)』と決定する。読むと可愛いのに漢字で書くとかっこいいからとのこと。当時メンバー全員がししゃもを好きではなかったのだが、何故かその名前に決定。しかも命名したのは何故か宮崎の姉(笑)

2010年、つまり高校1年の時は、邦楽のコピーのみの活動だったものの、高校2年の春からオリジナル曲を作り始める。

そして高校3年の5月、第9回TEENS ROCK IN HITACHINAKA 2012でオリジナル曲『宿題が終わらない』を披露、優秀賞とベストボーカル賞を受賞する。これは全国の高校からアマチュアバンドが集まる大会のようなもので、全国レベルでいきなり素晴らしいな結果を残す。

この時期にバンド名を『SHISHAMO』に改め、精力的にバンド活動を続け、2013年には『フェイスミュージックエンターエイメント』と契約。

数々の楽曲、アルバム作成、全国ワンマンツアーの実施。音楽関係者や音楽好きの間では、すでに全国区で有名な存在となり、2016年1月には、なんと日本武道館での単独ライブを成功させる。

2017年1月には、NTTドコモのCMに『明日も』が使用され、SHISHAMOメンバーもCMに初出演。一般の人達にもその名前が知れ渡るようになる。

そして、全国の大ホールでのツアー、映画の主題歌、CMへの楽曲提供、テレビでの楽曲使用など、ますます活躍の場が広がっていき、2017年紅白歌合戦の出演が決まりました。


有名になったいきさつは?

全国をまわるツアーなど、地道に活動していたという事もあるのでしょうが、なんといっても、テレビCMの効果は大きかったと思います。

そのテレビCMは以下のリンクから見ることができます。
NTTドコモ『ドコモの学割』ししゃも編の動画はこちら
これで知名度が上がったことは確かでしょう。

ですが、それは、そもそもCMに起用されるほどの人気や実力があってこそ。

人気という意味では、10代女子に圧倒的に支持されているのが大きいのではないかと思います。『10代女子がトレンドを作り出す』なんて話もありますしね。

じゃあ、なんで10代女子に人気かと言われると、そのひとつの理由としては歌詞が素晴らしいこと、共感できることがあげられるのではないでしょうか。

SHISHAMOの作詞を担当している宮崎朝子は、自分の事を書くのではなく、自分以外の違う誰かを歌の主人公にして、それをストーリー仕立てで表現することが多いです。その主人公も、女子ではなく、男子の場合も多いです。

多くは恋愛の歌、そして付き合っている最中のハッピーな歌よりは、どちらかというと付き合う前の歌だったり、失恋ソングの方が多い感じがします。そのストーリーの表現が非常に秀逸です。

そして、自分目線では心の奥底にしまっておきたい表現しにくいことや、人前では言いにくい事など、別の主人公であればそれを表現しやすいのではないでしょうか?つまり、なかなか心の奥底から出しきれない思いなども、別の主人公という立場で歌い上げ、その言葉が共感を呼んでいるのでは?という感じがします。

一方で、実力も問題なしでしょう。

楽曲を構成する要素は、歌詞、ボーカルの歌声、楽器隊の上手さなどあります。ギター&ボーカル、ベース、ドラムスという3ピースバンドであるSHISHAMOは、そのバンド構成上、シンプルな楽曲にならざるを得ません。

ボーカルの歌声を活かすためにも、演奏テクニックで魅せる必要はあまりなく、シンプルな楽曲で良いと思います。

シンプルな楽曲でも、ギターのカッティングが全面におしでたロックっぽい曲調から、普通のキャッチーでポップな曲調まで、バランス良くこなしていると思います。

なにより、やはりボーカルの甘くキュートな歌声がたまりません。ベストボーカル賞をとったのもうなずけます。


SHISHAMOを検索すると、心ない言葉をかけている人も少なくありません。要するに、見た目が良くないのではという話です。とても残念なのですが、そう思う方が一定数いるのは事実で、見た目で売るようなバンドではないというのも事実だと思います。

つまり、本当の実力でここまでのし上がってきたという事です。

しかも、所属しているのは大手の事務所ではありません。プロモーション活動に多額な資金も投入できない状況でしたので、それこそ本当に実力あってこそでしょう!


何故紅白に出場が決まったのか?

ここまで読んで頂ければ、紅白に出場できた理由も大体わかるのではないでしょうか?

この若さで武道館ワンマンライブを成功させ、CM出演をする。それも大手事務所のプロモーションなんかではなく、実力で勝ち取った武道館でありCM出演です。

十分に紅白歌手として選ばれるだけのものを持っています。持っていないものと言えば、圧倒的な知名度くらいではないでしょうか?

そして、その知名度も紅白によって一気に広まります!まさにスターの階段を上り詰めていっているようで、SHISHAMOを昔から良く聴いていた者としては嬉しい限りです。


SHISHAMOのおすすめ曲は?

それでは、SHISHAMOの代表曲を3曲紹介しておきましょう。

君と夏フェス

夏フェスデートの曲。ほんとにキャッチーでポップで、これぞSHISHAMO!という感じの人気曲です!


僕に彼女ができたんだ

彼女ができたことを誰かに言いふらしたい!でもできない!という、なんとも青春を感じさせるシチュエーションな曲ですね。曲の冒頭のギターのカッティングが私のお気に入りです。


明日も

NTTドコモのCM「ドコモの学割」で使われた楽曲です。「いいことばかりじゃないからさ~」という印象に残るフレーズで、聴いたことがある人も多いことでしょう。



SHISHAMOは、紅白をきっかにますます人気に火がつくことでしょう!まだまだ若い彼女達のこれからの活躍、本当に楽しみです!!

【関連記事】
音楽好きが読むべき漫画ランキング!【バンド/ポップス編】

おすすめの記事