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渋滞発生の決定的瞬間の映像!!渋滞の原因と緩和の方法は?

2016/08/23 [本日] 0 views [累計] 758 views

traffic jam
大型連休中は『各地の高速道路で○○キロ渋滞!』なんていうのが毎度ながらニュースになりますね!

高速道路での渋滞の主な原因は、事故や工事などの比較的わかりやすいものを除けば、
『先頭を走る車の減速により後続車がブレーキを踏むこと』
が大半である事がわかっています。

たった一台の減速が大きな渋滞になっていくメカニズムを動画を交えて説明し、どうやれば渋滞を緩和できるか?についてを記事にしてみました!

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渋滞発生の瞬間?!まずは一台の減速から!!

まずは、2008年に様々な大学の研究チームが集まって実施した実験をご覧ください。

この実験では、まず1周ほぼ230メートルの円形の走行路を作って、その上を22台の車を時速30キロで走らせました。
ただ単に一定の速度で走らせただけのようです。

そしてここには、坂道や合流路などの渋滞を引き起こす直接的原因となるようなものは存在しません。

渋滞の発生をとらえた興味深い動画はこちらです。
https://youtu.be/7wm-pZp_mi0

結果は、
最初は約10メートルずつの車間距離を保っていたものの、数分経つと車間距離もバラつきがみられ、そして、
一台の車の減速が引き金となり、後続の車も徐々に減速していき、最終的に4、5台が完全に停止するような状況、つまり渋滞が発生しました!

この実験で実証した事は、坂道やトンネル等の渋滞の直接的原因が無くても、道路上がある一定の密度を超えると渋滞してしまうと言う事です。

ここでの密度は、1周230mの円形だと、約20台以上の車が走行すると渋滞するという計算がなされていたようです。

それで、渋滞の原因は?

結局の所、渋滞の原因は、動画を見てわかるように、
1.一台の車がほんのちょっとでも減速する
2.それにつられて後続の車がブレーキをかけてさらに減速する
3.その後続の車がブレーキをかけて、さらにさらに減速してしまう
4.その減速の連鎖が続き、最終的に停止してしまう
という流れですね。

最初の一台目の車が、減速する場所としては、
・坂道
・合流地点
・トンネルの入り口
などですね。

また、
・車間距離が短い
・強引な割り込み
・上記で説明した交通量がある一定量を超える
というようなものも減速を助長してしまいますね。

では、どうすれば渋滞緩和ができるの?

この渋滞緩和についても、2009年に、東京大学の教授、警察庁、JAFが共同で実験をしています。
この実験は、渋滞の名所、中央自動車道の小仏トンネルで実施されました。

小仏トンネルは、
『坂道とトンネル』かつ、3車線から2車線に減少して『道路上の車の密度が上がってしまう』という渋滞の原因となる要素を満遍なく備えた場所ですね。

で、実験の内容なのですが、とてもシンプルです。
『渋滞している時に、8台の実験車両を、同じ車線上で一列に車間距離を広くとって走らせただけ』
です。

結果は、平均時速55キロとノロノロだったところへ、8台の実験車両を投入することで、平均時速が80キロにまで回復したとのことです。

理由は簡単で、前の車が減速しても、車間距離が広い分、ブレーキをさほど踏まなくても済むからです。
つまり、前の車に近づくものの、あまり減速しないので渋滞しにくくなります。
再度、車間距離を広く取り直しせば、減速を最低限におさえて走行できます。

ですので、渋滞緩和の方法としては、
1.減速しそうなポイントで、極力減速しないように心がける
2.車間距離をゆったりととって、減速を抑えつつ走行する
という事になると思います。

一人ひとりの心がけに関わってくるので、みんなで、このような意識を共有して
少しでも渋滞が減少したらよいですね!!


また、今は大手自動車メーカーや、グーグルといった企業が自動運転技術の研究をしています。
もしこれが実現し、自動運転の車で埋め尽くされれば、自動で速度や車間距離を調整し、渋滞は減少することでしょう!!

そして、未来の人々にとって、渋滞というモノが、過去の遺物になると良いですね!

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