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田中将大投手の2017年総まとめ!名誉&不名誉な記録のオンパレード!

2017/10/04 [本日] 3 views [累計] 70 views


田中将大投手の2017年は幸先の良いスタートでした。

オープン戦では、23回2/3をわずか1失点で終えるという素晴らしい成績で、2017年レギュラーシーズンの開幕へとつなげる事ができました。

しかし、残念ながら、開幕前の好調がまるで嘘のように、開幕後のマー君は調子を崩してしまいます。

調子を乱しては、取り戻しを繰り返し...。マー2017年シーズンの成績を眺めていますと、これまでのシーズン以上に、苦労、苦痛がのあとがうかがえます。

そんな今シーズンのマー君の登板を振り返ってみたいと思います。

(ライター: アール)

2017年シーズンの結果総まとめ

昨年は、14勝4敗。飛び抜けた成績ではなかったのですが、運が悪く勝敗のつかなかった試合が多かったため、昨年度からジャッジが活躍していれば...。後続投手がしっかり抑えてくれれば...。「たられば」を言えばキリがありませんが、確かに運が悪く、勝ち星に恵まれない状況の中14勝したのです。

だからこそ、今年は運も味方につけて20勝を!なんてシーズン開始前に私は願っていました。残念ながらそんな願いもシーズン中盤には打ち崩されてしまいましたが(泣)。

結局、今シーズンの結果は、13勝12敗

見事な勝ちっぷり、そして、見事な負けっぷりが多く、今シーズンのマー君は、とにかく好不調の波が大きかったです。
1試合毎の結果をみればよく分かるので、以下に1試合毎のコメントを記載してみました。


田中将大投手2017年全登板の1行コメント

・絶好調が「赤+太字+黄色背景」(何か名誉な記録を残すほどの内容)
・絶不調が「青+大文字」(何か不名誉な記録を残すほどの内容)
・好調が「赤」「赤+太字」でより好調
・不調が「青」「青+太字」でより不調
・普通が「黒」
で表現しています。開幕(1試合)から最終戦(30試合)まで順番に記載しています。

1.開幕戦でまさかの8安打7失点、2回2/3で降板
2.自己ワーストの6四死球で勝敗つかず!5回6安打3失点
3.今季初勝利も後味の悪い降板!7回途中5安打3失点
4.調子を取り戻し始めたか?!今季2勝目!7回6安打1失点
5.わずか97球で9回完封『マダックス』!今季3勝目!
6.強力な援護をもらい7回4失点で4勝目!
7.強力な援護をもらい7回4失点で5勝目!
8.わずか1回と2/3、まさかの8失点でKO!2敗目
9.3回6失点で3敗目。スランプに陥ったマー君!
10.7回1/3を13三振1失点の快投も不運な敗者に!4敗目
11.またもや炎上の7失点で5敗目
12.スランプ脱出できず!自己ワーストの5連敗で6敗目
13.久々のクオリティ・スタート!勝敗付かずもスランプ脱出のきざし!
14.10奪三振も、3被弾で6連敗!4回5失点で7敗目!
15.マー君とダルの白熱した歴史的投手戦!勝敗付かず
16.51日ぶりの勝利!復活への手ごたえありか?!6回2失点で6勝目
17.7回1失点、3戦連続のクオリティ・スタートで2連勝!7勝目!
18.5回途中2被弾5失点、メジャー自己最多の8敗目
19.クオリティスタートを達成も、打線が沈黙し9敗目
20.またしても一発病か?!6回を2被弾4失点で勝敗付かず
21.8回2安打無四球1失点!自己最多の14三振で8勝目!
22.6回2失点とクオリティスタートも、打線の援護なく10敗目。
23.5回途中降板、メジャー自己ワースト5四球で勝敗付かず9勝目逃す
24.7回3失点、DL後復帰戦で9勝目!回復をアピール!
25.7回6安打1失点で10勝目!日本人初4年連続で2ケタ勝利!
26.7回途中5安打1失点で11勝目!メジャー通算50勝目!
27.5回持たずに7失点でKO!今季11敗目
28.7回2失点で12勝目!これで日米通算150勝達成!
29.3被弾、自己ワーストタイ8失点、5回途中でKO
30.7回3安打無四球、15奪三振で13勝目!

以下のようにグラフでも表現してみました。左が開幕戦、右が最終戦。グラフの上半分が好調を、下半分が不調を示しています。

この表を見ると、今シーズンがいかに不安定であったか、一目瞭然ではないでしょうか。


なお、各試合の詳細は、以下の記事でまとめております。
田中将大投手の2017年全成績一覧と次回登板予定日!

さて、次は今シーズン、マー君が達成した名誉な記録、不名誉な記録についてまとめてみました。



名誉&不名誉な記録とは?

今シーズンのマー君、絶好調の時、絶不調の時、それぞれメジャーリーグ史上に残るような記録を残しているようです。それについて簡単にまとめてみました。

まずは名誉な記録から。

【名誉な記録1】マダックス達成!

今季5回目の登板でマー君は、わずか97球での完封勝利を達成しました。

100球未満での完封は難しく、昨年度の完封試合は36試合でしたが、そのうち3試合のみが100球未満での完封試合だったそうです。そして、アメリカでは10球未満での完封勝利を『マダックス』と呼ぶそうです。

また、ヤンキースの投手がレッドソックス相手に完封したのは、なんと16年ぶりだそうです


【名誉な記録2】500奪三振の達成速度

今季11回目の登板で、マー君はメジャー通算500奪三振を記録しました。
メジャーデビューから4年目以内に500奪三振を記録したのは、史上5人目だそうです。

とはいえ、この日、7失点と炎上して敗戦しています。


【名誉な記録3】ヤンキース史上初の三振ショー

今季14回目の登板、なんとわずか4回で10三振を奪いました。
4回で10奪三振は、ヤンキース史上初だそうです!

一方で、この登板では、3本塁打を浴びて5失点、4回で降板しています。もう、調子が良いんだか悪いんだか・・・。


【名誉な記録4】白熱した投手戦で歴史的記録

今季15回目の登板。これは相手投手がいてこそ成り立つ記録。その相手投手とはなんとダルビッシュ投手でした。

マー君は8回3安打9奪三振という活躍!
ダルビッシュも7回2安打10奪三振と好投!

『先発投手2人が3安打以下で、9奪三振以上無失点という記録』は、1968年8月26日以来2度目とのこと。
データ好きのアメリカならではの話ですね。


【名誉な記録5】15奪三振&シーズンを通しての奪三振記録

今季30回目の登板。この日マー君は、15奪三振を達成!しかも無四球でした。

15奪三振は、今季メジャー最多タイです。ヤンキースの歴史の中でも、15奪三振を達成した投手はマー君でわずか7人目!

それだけではありません、1シーズンに2度の14奪三振以上、かつ、無四球という記録は、わずか4人目の快挙です!!(ちなみに、3人目はダルビッシュ)


以上。MLB史上に残る名誉ある記録でした。一部、無理やり見つけてきたような記録もありましたが...(笑)

しかしながら、残念な記録も作ってしまいました。


【不名誉な記録1】開幕戦でのあまりにも早い降板劇

今季開幕戦、マー君は、わずか2回2/3、8安打7失点、2被弾でマウンドを降りることになってしまいました。
MLB公式サイトによると、ヤンキースの開幕投手で2回2/3以下で降板したのは、1983年のロン・ギドリー投手以来、実に34年ぶりなんだそうです。

他には、MLBの記録に残るようなものではありませんが、自己ワーストの6四死球、わずか1回2/3で8失点KOなど、負ける時は極端な負け方をすることが多かった印象が残ります。


今季は、好不調の波が激しかったのは前述の通り。特に波の振れ幅が大きかったのが特徴的です。つまり、好調から不調へと、そしてまた絶好調へと。

全体的に安定しないながらも、こんな名誉な記録も残せるているというのは、やはりすごい投手ですね。来季は、もう少し調子を安定して維持できることを期待しています!


田中将大投手2017年シーズンの個人的所感

すでに述べていますが、今シーズンのマー君は、好不調の波が大きすぎました。
しかし、不調の時、つまり、大負けした時の原因を見ていくと、一発に泣かされる事が多かったように思います。

データ上でもはっきりしていて、昨年の被本塁打数は22でしたが、今シーズンは35です。約1.6倍です!
(※MLBの公式球が「反発力が若干上がったホームランが出やすい球」に変わったんじゃないか?とか色々な噂があります。)

一発で泣かされる。つまりここぞというところで打ち負かされる。という状況は今まであまりなかっただけにマー君も苦しんだことでしょう。

そういう事もあったからでしょうか、マー君は、どちらかというとパワーピッチャースタイルで三振の数も多かったと思いますが、序盤戦のピッチングは、三振の数が少なく、打たせて取る技巧派のスタイルに変化してたように思います。もがき苦しみながら、その状況を打破するために色々試していたのかもしれません。

しかし、シーズン中盤以降は、昔のスタイルに戻ってきたように思います。そして昔より、奪三振の数も多くなった気がします。歴史的記録を残す程の奪三振ショーを演じました。

被本塁打も、序盤から中盤に集中しており、終盤では落ち着いてきています。

元々一発打たれて負けることは多かったものの、空振り率などはメジャーでも上位の方でした。つまり、ここぞというところで一発を浴びず踏ん張れれば、良い成績を残せるはずです。

来季は、今回の好不調の波の原因をなんとか除去し、安定したピッチングで、MLB移籍後、最高の成績を残せる事を期待しています!!


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