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平昌オリンピックが中止になる可能性が!北朝鮮情勢が開催に与える影響とは?

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2018年2月9日から開催予定の冬季オリンピックは、韓国の平昌(ピョンチャン)で実施される予定となっております。

これまでも、交通が不便な事、宿泊施設の不足、競技施設の建設が遅れている事等、様々な問題が指摘されてきて「平昌オリンピックは本当に開催できるの?」という疑問が投げかけられていました。

ですが、いくらか問題はあるにせよ、これらが理由で開催中止になることはもうないと言って良いでしょう。

それよりも、今開催できるかどうかの鍵を握っているのは北朝鮮情勢でしょう。

この北朝鮮情勢が、

・どのように平昌オリンピック開催に影響をあたえるのか?
・開催中止の可能性はあるのか?
についてわかりやすい言葉で簡単にまとめてみました。

(ライター: アール)

現在進行中の北朝鮮問題とは?

冬季オリンピックを楽しみにしている方は多いでしょうが、北朝鮮問題と、この問題がオリンピックに与える影響について詳しい方はそんなに多くはないと思います。

ですので、まずは現在の北朝鮮問題について簡単におさらいしたいと思います。

今、北朝鮮では核開発が行われており、実質核保有国と認識せざるを得ない程、開発が進んでいます。

理由は色々あるのでしょうが、アメリカと対話をして、現在の国家の体制維持を認めさせるためであるとか、技術を他の国に売ってお金を稼ぐであるとか、色々囁かれています。

これまでもアメリカ、日本、韓国、中国、ロシアなどが対話を通じて、開発をやめさせるよう努力してきました。しかしながら、開発をやめさせるための対話をしつつも、裏ではしっかりと開発が続けられてしまい。対話の努力むなしく、今の状態になってしまいました。

かの国の指導者は、これまでも様々な、予測不能な暴挙を繰り返しています。こんな予測不能で何をしでかすかわからない人だからこそ、『本当に核を使う可能性もあるのでは?』と周辺諸国をよりいっそう不安にさせているのが現状です。

また、北朝鮮と韓国は隣り合っており、北朝鮮の国境から、人口2500万人を抱えるソウル首都圏まではわずか30キロ程度。何かあれば国境からすぐに攻撃できる準備が整っていると言われており、

ソウルの住民はいわば人質のような状況とも言えます。
そして、ソウルだけではありません、日本も射程距離に入っています。

つまり、「アメリカが最初に手をだしたら、韓国や日本がどうなるかわかってるんだろうな?」という無言の圧力があるのです。

だからこそ、これまで中東諸国には好戦的だったアメリカも二の足を踏んでいる状態です。

さて、このような不安定な状況が平昌オリンピックに与える影響はどんなものでしょうか?


北朝鮮情勢が平昌オリンピックに与える影響は?

すでに、平昌オリンピックへの参加辞退の可能性を示唆した発言が、欧州各国から出ています。

最初に口火を切ったのはフランスでした。スポーツ相のフレセル氏が、
「状況が悪化し、安全が確保されない場合、フランス選手団は国にとどまる」
と発言したのです。

オーストリア、ドイツからも同様の発言がなされています。

可能性は低いかもしれませんが、国境から80キロ程しか離れていない平昌も攻撃される危険性がある場所です。
そのような安全が保障されない国に選手を派遣できないという考えは理解できます。

でも、本当に選手が派遣できないくらい緊迫した状況なのでしょうか?

こういった危機管理の話になりますと、物事は最悪なケースを考えて、それについての対応を考えるというのが一般的です。

様々な識者の意見を聞いていますと、2017年内中にはアメリカが軍事的に手を出すという話が出ています。(数多くある意見のひとつですが、それなりに信頼できる情報源のようです)

ソウルの住民が人質なのに手を出すの?と思う方も多いでしょうが、つい最近アメリカのマティス国防長官が「ソウルに被害を出さない方法がある」と述べていました。

アメリカは、中国、韓国、日本とも事前に話をした上で決定を下す必要があるでしょう。何故なら、反撃を受けて人的被害を受ける可能性がある当事国の承認なしには手出し出来ないからです。

中国は10月中旬に党大会という重要な政治イベントが、日本は10月下旬に衆議院選挙があります。

ということは、当事国と話し合うのも上記のイベントの後になるのではないでしょうか?11月にはトランプさんが日本を訪問する予定もありますから、手出しするとしても、少なくともその後でしょうね。

つまり12月あたりが危険かもしれませんね。

いざ事が起きたら、おそらくオリンピックどころではないでしょう。この場合は中止の可能性がかなり高いでしょう。
仮に、短時間で決着がついて、韓国側に被害がなかったとしても、北朝鮮からの難民が多数押し寄せて来るなど様々な問題が考えられます。このような状況下では、、オリンピックの開催はかなり難しいのではと思います。


ではアメリカが手を出さなかったらどうでしょうか?

アメリカが選手をオリンピックに派遣すれば、少なくともその期間は、アメリカから手出しすることはないでしょう。北朝鮮も強烈な反撃が怖いでしょうから、自分から先に手出しする事はないでしょう。この場合は少し安全が高まるとは言えるでしょうから、開催される可能性大だと思います。

結局のところ、アメリカの動きに、平昌オリンピックの開催が左右される状況と言えるかもしれません。


過去にはオリンピックが3度中止されている

実は同じような状況の中で、これまでに3度オリンピックが中止されています。過去の中止事例は大戦が影響しています。

その3度というのは、
第6回:ベルリンオリンピック(1916年)
第12回: 東京オリンピック(1940年)
第13回: ロンドンオリンピック(1944年)

平和の祭典とも言えるオリンピックのすぐそばで、平和とは真逆の行為がなされているとは、なんという皮肉でしょうか。

4度目の中止とならない事を祈るばかりです。