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CMでおなじみの自動ブレーキ、米国で標準装備へ!

2015/09/29 [本日] 2 views [累計] 766 views

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自動車の自動緊急ブレーキ機能を、アメリカ国内の新型車全車に標準装備させる事が決まったそうです!!
まずは日米欧の自動車大手10社からのスタートで具体的な時期はまだ未定ですが...。
でも、自動車の安全性がより高まるのはとても良い事ですね!!

ただ、庶民感覚だとそれが車両価格の上昇に繋がってしまうのはイヤだなーという思いもあります。

おそらく、この流れは日本にも押し寄せてくるでしょう!
先進国から徐々に、自動ブレーキの標準装備化が必須になると思われます。

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そもそも自動ブレーキって何?

自動ブレーキは、最近、テレビのCMでよく見かけるようになりました。
スバルのアイサイトが有名ですね。

『アイサイト』は、自動車業界で先陣を切って投入されたスバルの自動ブレーキ機能の商品名になります。
トヨタ、日産、ホンダ等も、同様に自動ブレーキの商品名を各社持っております。

そもそも、自動ブレーキって一体なんでしょうか?
名前の通りですが、自動車で走行中に、自動的にブレーキをかける機能です。

何かにぶつかってしまうー!!あぶなーい!!というような緊急時のみに作動する機能です。

例えば、車を運転中によそ見をしてしまい、運悪くその時に前を走る車が急ブレーキをかけて、それに気づかず追突する!なんてシチュエーションがあるかもですよね。

そんな状況を自動ブレーキシステムは常に監視していて、ここでブレーキかけないと追突しちゃうよー!ってことを判断して勝手に車を止めちゃいます。

それで、自動ブレーキは一体どんな仕組みなのか?

自動ブレーキはの仕組みを簡単に説明すると、大きく分けて2パターンあります。

1.ミリ派レーダー、赤外線レーザーを使う方法

まず、自分の車から前方にミリ派レーダー、赤外線レーザーといった電波を飛ばします。

これは、前方に車やら壁やら何かあれば、それに当たって跳ねかえります。

跳ねかえって帰ってきた電波を解析する事で、前方にあるモノとの距離が大体わかります。

なので、今の自分の走っている速度と、前方の物体までの距離を考えて、この速度だと、まさに今ブレーキ踏まないとぶつかっちゃうなーと自動ブレーキシステムが判断する事ができるのです。

ミリ派レーダーは、価格的には一番お高くて、かなり遠くの距離まで前方の状態を検出できるので、速い速度で走っていても、自動ブレーキを作動させる事が可能になります。

赤外線レーザーは、短い距離までしか検出できないので、遅い速度でしか作動しないものですね。

2.カメラを使う方法

自分の車の前方を常にカメラで監視して、それを常時解析する事で、前に車が走っていて距離も大体これくらいかな。というのが認識できます。

カメラは、おそらく一番コスト的には安いです。カメラをひとつだけ使う方法(単眼カメラ)と、二つ使う方法(ステレオカメラ)があり、二つ使えば、人間の目と同じように距離感がつかみやすくなりますので、性能がよくなります。



自動車メーカー各社によって、お安い車から高級車までありますので、車格に合わせて上記方法のどれかを選択して、自動ブレーキ機能を実現させています。

例えば、安い車は、コストの都合上、単眼カメラのみとか、赤外線レーザーのみとか。
高級車には、ミリ派レーダーとステレオカメラの組み合わせとか。

大きく分けて2パターンあると言いましたが、実際には、ミリ派レーダー、赤外線レーザー、単眼カメラ、ステレオカメラのどれかひとつだけで実現するか、あるいは、どれかを組み合わせて実現するか、という手法になります。

どの自動車メーカーの自動ブレーキが一番良いの?

2014年10月に、国土交通省が、各自動車メーカーの自動ブレーキを実際にテストしました!
そして、その時の点数を公開しました。

このテストは、高級車から軽自動車までひっくるめてテストしているので、
お金をかけている高級車が上位に入るのは当たり前ですね。

よって、大衆車だけで比較してみます。満点は40点です。
40.0点: スバル・レヴォーグ
39.9点:スバル・フォレスター
39.3点:スバル・インプレッサ
32.5点:日産・エクストレイル
28.7点:日産・ノート
27.6点:マツダ・アテンザ
26.2点:トヨタ・カムリ
...以下省略。

スバル圧勝。アイサイト圧勝でした。
とはいえ、日産も良い線いっていたのではないでしょうか?

トヨタももう少し頑張って欲しいところ。
ホンダに関していえば、得点が一桁台ばかりで惨敗でした。

という事で、2014年10月の段階ではスバル・日産が良い感じというのは言えると思います。

しかしながら、自動ブレーキはまだ世に出て間もない技術です。
トヨタもホンダもすぐに巻き返してくるでしょう!

というのは、この技術は、自動車メーカーだけで作っているのではありません。
というか、作っているのはほぼ自動車の部品メーカーといえると思います。
スバル・アイサイトでいえば、日立製作所・日立オートモーティブが自動ブレーキを提供していると言えます。

他自動車メーカーも、どこかの自動車部品メーカーの自動ブレーキシステムを使っているはずです。
ちなみにホンダは、国土交通省のテストでボロボロだったのが効いたのか、自動ブレーキシステムの部品メーカーを代えてきました。

これまで、ホンダ系列の部品メーカーに多くを任せていたらしいですが、徐々に外部の部品メーカー比率が高くなりそうです。
で、自動ブレーキで言えば、今後ホンダは自動車部品最大手のドイツ・ボッシュの自動ブレーキをメインに使うという情報がでています!

ボッシュは、同じくドイツ企業のベンツやBMWにすでに評価の高い自動ブレーキシステムを納めていますので、今後ホンダの自動ブレーキは徐々に良くなっていくかもですね!!


今までに、
・ABS(アンチ・ロック・ブレーキシステム)
・ESC(横滑り防止装置)
・エアバッグ
といったものが、標準装備となり、
事故数、死亡者数ともに減少している事実があります。

この自動ブレーキの標準化により、益々安全な交通社会になると良いですね!!