社会

最近円高だけど円高になったらインバウンドってどーなるの?

2016/08/25 [本日] 0 views [累計] 141 views

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ここ1~2年活況を呈してきた訪日外国人向けビジネス。「インバウンドビジネス」と呼ばれるようになって久しいですね。

そんなインバウンドですが、安倍政権成立以降の円安傾向で多くの外国人が日本を訪れるようになったことも一つの要因です。円安だと日本円がお得に手に入りますしね。しかしながら、ここ最近は1ドルが100円を割りそうになるなど円高の様相を呈してきています。これってピンチじゃ…?そこで、今回は円高がインバウンドに与える影響について解説していこうと思います。

(Author: あっきー5150)

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円高がインバウンドに与える主な影響

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円高インバウンドに与える主な影響ですが、やはり懸念されるのは訪日外国人数の減少や訪日外国人による消費支出の減少でしょう。「円の価値が高まる=円が手に入りにくくなる」という単純な図式ですが、結構ダメージでかいんですよね、これ。実際、円安になってから海外旅行へ行く日本人の数も減ってしまいましたし。そういうわけで、多くの人が「円高で観光客が減る」と予想しておりました。


で、実際はどうなの?

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で、そんな現在における状況ですが、訪日客は予想に反して増え続けております。7月にJNTO(日本政府観光局)から出された統計発表も過去最高を記録した昨年2015年より増えておりました。このまま行けば過去最高の訪日客数を達成する可能性はかなり高いです。しかしながら、円高や熊本地震があったのに、なぜ増え続けているのでしょうか?

この背景としては、海外旅行先として人気が高いヨーロッパ諸国の治安不安が挙げられます。例えば、インバウンド先進国として名高いフランスでは近年テロが頻発している影響で観光客がかなり減ってきていますしね。その他のヨーロッパ諸国もテロに対するリスクがあるため敬遠される傾向にあります。で、日本に観光客が流れてきているわけです。

また、アジア諸国の経済発展やリピーター増加、訪日ビザの発給緩和も訪日客が増加し続けている要因です。特にマレーシアやインドネシアをはじめとした東南アジア諸国からの訪日客増加はかなり目覚ましいものがありますね。

ただ、しかしながら円高の影響も少なからず出ては来ております。ここ最近の小売店における「爆買い」収束です。大手デパートも軒並み減収減益になっていますし、最近では免税品店でも最大手クラスとして知られるラオックスが9割の減益を計上してしまったことが話題になりましたね。中国人客でごった返していた銀座も結構人が減りました。そりゃあモノが高くなれば興味も失せますね。

しかしながら、ただ単純に「落ちてきた」わけではございません。百貨店へ訪れる客は増えてきているそうですし、観光客の志向ポイントもこれまでの「モノ、量」から「質、体験」へとシフトしていっている傾向です。実際に果物狩りや地引網漁、座禅などの体験に訪れる外国人観光客も増えているそうです。

以上、ここまで円高下のインバウンドについて述べてきましたが、いかがだったでしょうか?最後になりますが、急激に発展し、急激に変化していくインバウンド、色々と目が離せませんね。

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